日本ではコロナウイルスに感染した人と濃厚接触した疑いがある場合に通知を受け取れる、厚生労働省がリリースしている接触確認アプリの登録が3人に止まっていると言うニュースが最近流れました。(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200708/k10012505171000.html)
登録人数少ないのは、日本ではこのアプリの使用を個人の裁量に任されているからだと思います。今回リリースされた日本の接触確認アプリはBluetoothを利用してのものなので位置情報は管理されるわけではありませんが、“情報“を管理されることに抵抗を示す日本人の特徴も現れているのではないでしょうか。
そんな中、シンガポールで隔離生活中の私が政府に使用を義務づけられているアプリを紹介します。この記事は今後シンガポールに来るであろう方に隔離中に使用しないといけないこのアプリを紹介したいために書いています。決してこのアプリを批判したいわけではありませんのでご承知おきください。笑
隔離中の位置&健康監視アプリ 「Homer」
2020年7月2日からシンガポールで14日間ホテル隔離中のしゅうぞーです。
隔離中の位置確認&健康管理を監視するアプリである、「Homer」を紹介します。
隔離中は常にこのアプリを開きぱなしにし、
1日3回体温と体調を報告しないといけません。
隔離生活が始まり2日を過ぎた朝に下記のようなメールが、
シンガポール政府MOMから届きました。

内容としては、「専用アプリ(Homer)を必ずインストールし位置情報と健康状態を伝えてください」というもの。
SHNとはStay Home Noticeという14日間の隔離期間を表します。
URLをクリックすると、下記のような画面にいきます。

SHNと書いてあるので、14日間なのかもしれません。
インストール後に電話番号を打ち込んで、登録完了です。
アプリを開くと次の画像のような画面が出てきます。

Submit Report ボタンを押すと、
自分の顔写真、体温、体調を入力する画面へと進みます。
この報告を1日3回行わないといけません。
朝8:00〜10:00
昼13:00〜15:00
夜18:00〜20:00
そして定刻になるとMOMより、連絡がきます。
忘れないようにということですね、徹底しています。

「提出の時間ですよ」とのこと
ちなみに位置情報は常にMOMに伝えないといけないので、
このアプリを閉じてはいけません。
癖でアプリを閉じてしまった時にはこんなメールが来ました。

このようにシンガポールでは日本と違い、スマホの位置情報を把握し、隔離を管理しています。
このHomerというアプリは「隔離」が必要な期間中にシンガポールに来る方は必須になると思いますので、こういったアプリがあるんだなってことを覚えていただけたらなと思います。
シンガポールは「Fine Country」と言われる国です。
小さな約束も守らないとすぐに罰金を取られます。
せっかくシンガポールに来て、
変なところで罰金を取られないようにしたいですね。
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