シンガポールライフ

シンガポールで緊急帝王切開出産 入院から出産までの流れ

こんにちは。
シンガポールからしゅうぞーです。

妻がついに出産しました!

子供との生活にも慣れてきたので
出産までの流れを振り返ります。

しゅうぞー
シンガポールでの出産を振り返ります

我が家のプロフィール

30代夫婦二人暮らし

2020年にシンガポールに移住

コロナの影響で妻と離れ離れの
生活を経て無事合流。

2021年に第一子を妊娠。

ラッフルズジャパニーズで20週まで健診を受け
その後は日本メディカルケアに転院。

妊娠38週目に破水
逆子だったこともあり緊急帝王切開で分娩

3泊4日の入院生活を終えて無事退院。

現在は夫婦2人で育児に奮闘中

出産したのはいつ?どこで?

2022年2月にグレニーグルス病院
(Gleneagles Hospital)で出産

健診は日本メディカルケアで
日本人医師と助産師

そして
シンガポール人の先生の

3人に診てもらっていました。

健診や転院の話は下記をご覧ください。
【初産】初めての妊娠・健診 in シンガポール 妊娠発覚から14週目の健診までの流れ

【妊娠27週目】転院を決断 日本メディカルケアに行ってきた話 シンガポールで初産

出産までの流れ

5:00 破水

出産予定日10日程前の朝5:00に破水しました

破水といってもチョロチョロと
尿が止まらない感じで破水だとは思わず。

続いて不定期(10〜20分間隔)で腹痛が始まり
いよいよ出産が始まった?と思い始めました。

6:00 先生に電話で状況報告

日本メディカルケアの先生に電話で相談
(早朝でしたが、対応してくれました)

日本メディカルの先生は
携帯の電話番号を事前に教えてくれていて

困ったことがあったら
 いつでもかけてきてくださいね」と

言われていたので本当に心強かったです。

先生の指示に従いタクシーで病院へ

タクシーはゴジェックを使用。
安い!シンガポールで配車アプリ!Gojekの紹介と実際に使ってみた感想

この時思ったのが事前に
入院用のバックを用意しておいて良かったな
ということです。

持ち物としては
・ICカード
・母子手帳
・LOG(病院で事前にもらう書類)
・入院時確認事項(病院で事前にもらう書類)
・バースプラン((病院で事前にもらう書類))

7:00 病院到着

病院到着後
2階 Admissionカウンターに行き
「破水と陣痛が始まった」ことを伝える。

すると5階の分娩室に案内されました。

7:15 分娩室へ

分娩室の様子

分娩室に着くと
妻はすぐに用意された服にトイレでお着替え。

ちなみに私は半袖長ズボンで行きました。

少し肌寒かったですが、我慢できるレベル。

妻は着替えが終わると
分娩用のベットで横になり(私はその横に座り)
問診を受けました。

「名前は?」
「パスポート番号は?」
「アレルギーはあるか?」
「薬は服用しているか?」というやつです。

英語なので少し時間がかかりました…。

7:30 ART/PCR検査

問診が一通り終わった後
妻は分娩室でARTとPCR検査

私は1階にてARTとPCR検査を受けました。

会場は1階Annexe Block
入口の右手に下の画像のような
仮設テスト会場が設けられています。

必要なものは身分証明書、支払い用のカード

費用はPCR/ART 160ドル(約12,800円)

ちなみにARTだけだと1回35ドル(約2,800円)

結果は5分ほどで出ます。
ARTの陰性証明書をもらい分娩室に戻りました。

本来はこの陰性証明書がないと
5階の分娩室には行けないようです。

7:45 分娩室に戻る

部屋に戻ると

ストレッチャーが用意されていて

それに妻を乗せて手術室へ向かいました。

荷物は分娩室近くのナースステーションに置き
携帯だけ持って行きました。

この時実はシンガポールの
身分証明書(ICカード)を紛失していました。
その話はまた後日・・・。

8:00 手術室手前

手術室にはすぐに入れず

手術室の手前の待機場のようなところで
手術の準備をしました。

私は白い全身羽織、妻は白い帽子を被り
麻酔の同意書にサインをしたりしました。

ここでも名前やアレルギーの有無等の
問診を受けました。

何度も色々な人と確認するので
陣痛が来ている妻にはしんどそうでした。

(間違いがあってはいけないので
確認が必要なのはわかりますが)

また、早朝だったためか
執刀してくれるシンガポールの先生が
中々捕まらず

「先生が捕まり次第切るからね」
と言われていました。

「切る」という言葉に
妻は怯えていました。

9:00 妻が先に手術室へ

先生が到着したのか
まずは妻だけ手術室へ。

手術を経験したことのない妻は
麻酔の前から震えが止まらず

「先生の手を繋いで凌いだ」
と言っていました。

緊急だったこともあり
どこを切るとか麻酔はここに打つ等の

手術の方法や流れを
事前に教えてもらえなかったため
妻も怖かったようです。

ちなみに手術の流れとしては
①点滴 ② 麻酔 ③尿の管 
④お腹にメス ⑤出産 ⑥縫合の順です

①点滴
妻の場合は左の手首よりちょっと上に
針を刺していました。

刺す時は少し痛いそうです。
また手術後もしばらくつけています。

②麻酔
麻酔は背中(腰の上あたり)にします。
あまり痛くないそうです。

麻酔を入れた瞬間に
背中から下半身にジワーっと何かが広がり

2分程であっという間に
感覚がなくなるそうです。

③尿の管
尿を取る管を挿入します。
もうこの時は感覚無し。

④お腹にメスを入れる
続いてお腹を切っていきます。

切る場所ですが
高さはショーツで隠れるギリギリのライン
横は13cmほど切られていました。

その後
⑤、⑥の出産・縫合に進んでいきます。

手術室へはこんな格好で入ります


9:30 私も手術室へ入室


④のお腹にメスを入れた段階で
私も手術室に入室。

手術室には
日本人の先生
シンガポール人の先生
麻酔医の3人に加えて

サポートのスタッフが5、6人いました。

携帯は持って入って良いと言われていたので
手にはスマホ。

室内の写真は撮らないでと言われていました。

初めて入る手術室に私も緊張。

妻は緊張で顔がこわばっていました。

ただ麻酔は下半身のみで
意識はあり、会話も普通にできる状態でした。

しかしあとで話を聞くと
あまり頭は働いていなかったそう。

あとずっと震えていました。

麻酔の影響で血管が開くからだと
先生が教えてくれました。

また震えを止める薬を打つと
眠くなることがあるそうです。

そのせいで頭が働いていなかった模様。

9:47 我が子出産

手術室入室後15分くらいで
赤ちゃんのお尻が出てきました。

予定通りの逆子ちゃん。

なかなか出てこないので
先生がお腹の中に手を入れたり
お腹の上の方から押したりしていました。

妻曰く痛くはないけど
お腹の中を触られている感覚はあったとのこと。

お腹に手を入れて引っ張る様子やお腹の中の様子は見ようと思えば見られますが、私は怖くて直視できなかったです。笑

その後5分ほどかけて
身体を引っ張りあげ、無事出産。

写真を撮って!と
周りの人に言われるがままに
時計と赤ちゃんをパシャリ。

その後もたくさん撮りましたが、何も言われず
好きなだけ撮ってねという雰囲気でした。

そして初めて見る我が子に感動しつつ
赤ちゃんのへその緒を切らせてもらいました。

帝王切開だったためか
鳴き声は中々聞けませんでしたが

へその緒を切ってしばらくして
「ホエェ…」という囁きを聞くことはできました。

赤ちゃんの身体を看護師さんが拭き
綺麗にした後は妻に渡してガンガルーケアです。

カンガルケアーをするかしないか
へその緒は旦那さんが切るか切らないか
胎盤を持ち帰るか捨てるか

これらは入院の前に提出するアンケート
(バースプラン)で選択することが可能です。

カンガルーケアをしながら記念写真をパシャリ。

その最中にも
子宮とお腹の縫合が進んでいました。

子宮を縫っている時は何もなかった妻も
お腹の皮膚を縫っている時は少し痛そうでした。

先生曰く
少しずつ麻酔が切れてきているからだとのこと。

また子宮の収縮が始まったのか
それも痛そうでした。

子宮とお腹を縫い終わったところで
私は赤ちゃんと手術室を後にしました。

10:30 入院部屋(シングルルーム)へ

赤ちゃんをNursery Roomというところに預けて

私はナースステーションの荷物を受け取りに5階へ

荷物を受け取った後は6階の入院室へ。

私たちはシングルルームを予約していたので
6階のシングルルームへ。

そこにはベット1つにソファ1つ
テレビ、ミニ冷蔵庫、シャワー、トイレがあり
私はソファに座って一息付いたら力が抜けてしまいました。

朝からバタバタしたこと、
そして初めてみる手術に緊張したのかもしれません。

その後赤ちゃんと妻が中々戻ってこないので
ソワソワしていました。

11:30 妻と赤ちゃん入院室へ戻ってくる

待つこと1時間
無事に妻と赤ちゃんが一緒に
部屋に入ってきました。

赤ちゃんはぐっすり寝ていて
妻は麻酔の影響かぐったり。

左手には点滴が付いたままでした。

無事戻ってきてくれて良かったと
心から安心したのを覚えています。

出産・手術を頑張ってくれた妻に感謝。

3泊4日の入院生活がスタート

そしてそのまま入院生活のスタートです。

通常分娩の場合は2泊3日
帝王切開の場合は3泊4日です。

私も同じ部屋で泊まり
パパママになる準備を一緒にしました。

入院生活の振り返りや
泊まった部屋(シングルルーム)の様子は
こちらのブログをご覧ください。

シンガポールで出産 入院部屋の紹介と感想 持って行って良かった物・いらなかった物とは

また、妊娠中に買って良かったものは
こちらにまとめています。

私たちが実際に使って良かったものたちです。
是非こちらもご覧ください。
『妊娠中』買って良かったもの11選 

どなたかの参考になれば幸いです。

終わり。

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